この記事の結論
- 電気代を大きく左右するのは「常時稼働タイプ」かどうかで、見守りカメラや空気清浄機は積み重なりやすい
- 自動給餌器・自動給水器は待機電力が中心のため、単体ではそれほど大きな金額にはなりにくい
- 電気代を理由に安全対策を削ると本末転倒になりやすいため、削ってよい部分とそうでない部分を分けて考える
お手入れ・掃除の手間を減らすペット家電、何から揃えるべきか(お手入れ・掃除の手間を減らすペット家電、何から揃えるべきか)では、家電を増やすほど便利になる一方で、電気代が気になるという声にも軽く触れました。
見守りカメラ・空気清浄機・自動給餌器など、ペット家電はそれぞれ稼働のしかたが大きく異なるため、電気代への影響も家電の種類によってかなり差があります。
「常時稼働タイプ」と「使うときだけタイプ」の違い
ペット家電は、大きく2つのタイプに分けられます。

電気代への影響が大きいのは、当然ながら常時稼働タイプの方です。
1回あたりの消費電力が小さくても、24時間×30日という稼働時間の長さが積み重なることで、月単位で見ると意外なほど電気代がかさんでいきます。
主なペット家電、消費電力とひと月あたりの電気代目安
具体的な金額は機種や設定によって変わりますが、一般的な消費電力の目安をもとに、ひと月あたりのおおよその電気代をまとめると次のようになります。

| 家電 | 稼働タイプ | 消費電力の目安 | 月額電気代の目安 |
|---|---|---|---|
| 見守りカメラ | 常時稼働 | 3〜5W | 70〜120円程度 |
| 空気清浄機 | 常時稼働 | 20〜60W | 400〜1,300円程度 |
| 自動給餌器 | 待機中心 | 1W前後 | 数十円程度 |
| サーキュレーター | 使うときだけ | 15〜30W | 稼働時間次第 |
上記の金額は、電力単価を31円/kWh(2026年時点の目安)として計算しています。
見守りカメラ・空気清浄機の2台を常時稼働させても、合計は月470〜1,420円程度に収まることが多く、極端に家計を圧迫する金額ではありません。
ただし複数台を並行稼働させる多頭飼い家庭では、この目安より高くなる点は意識しておきましょう。
空気清浄機・見守りカメラ、電気代が積み重なりやすい理由
空気清浄機は「風量設定」で差が出やすい
空気清浄機は、風量を「強」で回し続けるか「静音・自動」中心で使うかによって、消費電力に数倍の差が出ます。
脱毛期でにおいや毛が気になる時期だけ風量を上げる、といった使い分けをすると、電気代を抑えながら効果も確保しやすくなります。
見守りカメラは録画方式で差が出やすい
見守りカメラ自体の消費電力は小さいものの、常時録画をクラウドに送り続けるタイプは、通信のためにやや電力を多く使う傾向があります。
動体検知時のみ録画するモードに切り替えられる機種であれば、そちらを選ぶことで電気代・通信量の両方を抑えられます。
電気代を抑える工夫、削ってはいけない部分
電気代を抑える工夫として現実的なのは、風量・録画モードなど「設定の見直し」であって、家電そのものを止めることではありません。

電気代を理由に留守番中の見守りカメラを切ってしまうと、体調不良や誤飲などの異変に気づけなくなるリスクの方が大きくなります。
月数百円の節約と引き換えにするには見合わないケースが多いため、安全に関わる家電は稼働させたまま、他の部分で調整することをおすすめします。
まとめ:電気代だけで判断せず、家電ごとの役割で考える
ペット家電の電気代は、常時稼働タイプでも月数百円〜1,000円台に収まることが多く、極端に大きな負担にはなりにくい金額です。
安全に関わる家電は稼働させたまま、風量や録画モードなど調整できる部分から見直していくのが現実的な考え方です。
今日のアクション
- 自宅で常時稼働させている家電を数えてみる
- 空気清浄機・見守りカメラの風量設定・録画モードを確認する
- 安全に関わる家電と、節約の余地がある家電を分けて考える
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